2018年(平成30年)度
大阪狭山市
熟年大学(一般教養科目)
公開講座
「輝きに満ちた人生を送るために、学ぶことは楽しみでありたい」
開講月日 | 講師 | テ ー マ | ||
第1回 30年5月17日 |
「欧州情勢と今後のEU」 | |||
1969年東京生まれ 神戸大学大学院国際文化学研究科教授 1992年東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業。同大学大学院地域文化研究科博士前期課程、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程を経て1996年文部省入省(外国調査担当)。パリ政治学院客員研究員、パリ・ナンテール大学客員教授、パリ・パンテオン・アサス大学客員教授などを経て2013年より現職。博士(学術)。専攻は国際関係論、EU政治ヨーロッパ移民問題・民族問題。 |
急増している移民・難民、イギリスの離脱決定、加盟各国で台頭するポピュリズムなど、近年、内外の様々な課題の深刻化に直面しているEUであるが、ここではその政治的戦略について検討する。 | |||
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第2回 30年6月21日 |
「船場花嫁物語」 〜船場商家の婚姻儀礼〜 |
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平成19年大阪市立大学生活科学研究科後期博士課程終了 平成20年大阪市立大学博士(学術)取得 平成20年大阪市立大学都市研究プラザ博士研究員 平成22年4月大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)学芸員 |
江戸時代から昭和戦前頃まで、船場商家の婚礼は結納、花嫁道具の荷物送り、花嫁道具を披露する荷飾り、祝言披露宴と続く華やかなものでした。 古文書や古写真の記録から、船場商家の伝統的な婚姻儀礼の様子をお話しします。 |
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第3回 30年7月20日(金) |
「老化、老人病、認知症を 理解する」 |
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1975年大阪大学医学部卒業 1975年〜1980年 精神神経科、老年内科の臨床に従事 1980年〜1995年大阪大学医学部公衆衛生学講座にて研究と教育に従事、助手、講師、助教授を歴任 1995年〜2011年大阪府立大学社会福祉学部教授(老人福祉論) 2011年〜関西大学人間健康学部教授 |
人口高齢化が進み、高齢者も認知症の人も増加していく日本。将来に不安を抱く人も多いでしょう。しかし老いや認知症を肯定的に受けとめ、もっと楽観的に対処していくことはできないでしょうか。老化、老人病、認知症の理解と合わせて、介護予防やこれからの地域づくりについて考えてみましょう。 | |||
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第4回 30年9月20日 |
「戦国の城から近世の城へ」 | |||
1963年生まれ。名古屋大学教育学部附属高等学校卒業後、奈良大学文学部文化財学科入学。名古屋市美晴台考古資料館 学芸員を経て、国立歴史民俗博物館考古研究部助手・助教授。この間にイギリス・ヨーク大学、ドイツ考古学研究所に留学。 2005年から奈良大学に戻り2009年に教授。 2014年から2016年学長。 2015年第28回濱田青陵賞受賞。2016年NHK大河ドラマ「真田丸」城郭時代考証務めた |
日本にはたくさんの城跡が残されていますが、城跡から歴史を考えることは、充分進められてきませんでした。近年になってようやく城跡が発掘されるようになって、城郭考古学が本格的に深められるようになってきました。 この講演では、戦国時代の城からどのように近世城郭が出現していったのかを考え、城跡から信長・秀吉・家康の時代を考えます。 |
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第5回 30年10月19日(金) |
「戦争の日本史」 |
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1983年3月 東京大学文学部 第二類国史学専修課程卒業 1985年3月 東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程修士課程修了 1989年3月 東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学 1997年11月 東京大学博士(文学) 2009年4月 国際日本文化研究センター教授 |
日本というと戦争ばかりしていた国と思われがちですが、実は前近代においては、対外戦争はほとんど経験していませんでした。 この講座では前近代の対外戦争を、古代から近世にかけて、その原因や戦略、戦術、そして戦況や結果を分析していきます。 |
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第6回 30年11月15日 |
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「大阪湾の魚たち」 〜大阪湾の魚はなぜおいしいのか〜 |
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昭和49年東京水産大学増殖学科卒業 昭和51年京都大学農学研究科修士課程終了 昭和54年京都大学農学研究科博士課程終了 昭和55年大阪府農林部水産課勤務 平成23年3月大阪府退職 平成23年(公財)大阪府漁業振興基金栽培事業場勤務 平成24年近畿大学農学部水産学科非常勤講師 平成28年4月大阪・泉州広域水産業再生委員会に勤務 |
大阪湾の特徴とそこに生息する魚介類についての話を皮切りに、大阪湾漁業の様子や講師がこれまで携わってきた仕事の裏話など、なぜ大阪湾の魚がおいしいのかを詳しく解説。 | |||
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第7回 30年12月20日 |
「行基と長屋王の時代」 〜今、我々は何を為すべきか〜 |
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『行基鍋』世話役 株式会社尾田組会長 元福島県任期付職員(広野町派遣) 元世界水フォーラム事務局長(2003年日本開催) 元建設省河川局長 |
行基と長屋王は律令国家・日本を発展させるべく、手を携えて基盤づくりに取り組んだ。 本年(平成30年)は行基生誕1350年の節目の年、これを祝するためにもその姿を忠実に再現すると共に、二人に学んで、今我々が為すべきことを共に考え、行動に繋げたい。 |
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第8回 31年1月17日 |
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「星と宇宙と私たち」 〜めぐる宇宙の不思議〜 |
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大阪教育大学大学院で天文学、理科教育学を学び、高校教師を経て、金剛山のちはや星と自然のミュージアムで学芸員を勤める。 10年前より「自然教育事務所 宙」の看板でフリーランスのインタープリター、科学コミュニケーター、ファシリテーターなどとして活躍中 |
永遠に変わらぬように見える宇宙の星々も、長い長い時間の中で見ると、生きもののように生まれ、育ち、老い、死んでいきます。そんな星たちのさまざまな姿を紹介し、地球という宇宙の片隅に棲む私たちと、星や宇宙とのつながりについてお話しします。 | |||
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第9回 31年2月21日 |
「鉄道から眺める関西まちづくり史」 |
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1974年千葉市(中央区)生まれ 早稲田大学政治経済学部経済学科卒業 同大学大学院商学研究科修了 2005年博士(商学)早稲田大学 早稲田大学商学部助手 近畿大学商学部講師等を経て 2013年より近畿大学経営学部教授 |
関西の鉄道と郊外開発は、表裏一体の歴史を刻んできました。 鉄道開通直後から、田園地帯は住宅地に転じ、戦後は団地やニュータウンが造成されました。 その歴史を踏まえ、まちづくりの未来にまで思いを馳せてみます。 |
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第10回 31年3月14日 |
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「楠木一族の実像と南北朝内乱」 |
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1975年 三重県生まれ 2005年 大阪市史料調査会調査員 2007年 関西学院大学非常勤講師 2009年 関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程日本史学専攻修了博士(歴史学) |
近年、楠木正成ら楠木一族の実像に迫るいくつかの新説が提起されています。 本講座ではそれらの説を紹介しながら、南北朝動乱の時代を駆け抜けた楠木正成、正行、正儀父子の生涯をたどります。 |
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