青春18きっぷで行く日帰りの旅
第1回 醒井宿(滋賀県米原市)めぐり
(28年9月2日)

醒井宿(さめがいしゅく)は、近江国坂田郡にあった中山道61番目の宿場で、古代から交通の要衝地でした。
日本書紀の日本武尊伝説に登場する「居醒泉(いさめがい)」が醒井の地名の由来です。
湧き水が豊富にあったことが旅人の休憩場所として最適だったようで、今も地蔵川の清らかな流れが町を潤しています。
そんな平成の名水百選に選ばれた綺麗な水と、日本遺産にも認定された歴史的な町を巡りました


行 程 表
出発  到着  路線  行き先など   出発   到着   路線  行き先など 
   8:30  金剛駅     集合   
   8:38 金剛  9:00  新今宮  南海高野線 なんば(急行)  
   9:16 新今宮 9:33 大阪 環状線    16:47 大阪  17:05  新今宮 環状線 解散
10:00 大阪  11:23 米原 JR京都線  長浜(新快速) 15:18 米原  16:42 大阪  JR琵琶湖線 播州赤穂(新快速)
 11:30 米原  11:35 醒井 JR東海道線 大垣(普通) 15:10 醒井  15:16 米原  JR東海道線 米原(普通) 

  
醒ケ井駅から湖国十景の清流の町へ

   
七湧水めぐり
西行水(左、中)、十王水(右)、その他天神水、いぼとり水等、七湧水があります。


  
醒井宿の街並みと地蔵堂(右)

   
梅花藻(ばいかも)
地蔵川のような冷たい清流だけに生息しているキンポウゲ科の水中花で、地蔵川の名物となっています。
梅花藻は春から秋にかけて梅に似た五弁の花を咲かせます。大変貴重な「湧水の妖精」です。


  
居醒の清水
地蔵川の源流の一つとなる加茂神社のたもとの石組みから湧き出ている清水で、日本武尊がこの清水で
傷を癒やしたという伝説があり、霊仙山の伏流水が湧き出て、醒井の地名の由来となった清水です。

 
 
醒井宿資料館
醒井宿問屋場は江戸時代の中山道の宿駅として、宿場を通行する大名や役人に、人足や馬の提供、
荷物の中継などを行っていた施設で、完全な形で残されているのは全国的にも珍しいとされています。