26年度
歴史に残る町を訪ねる
第2回 昆陽池から清酒発祥の地を訪ねるコース(26年6月6日)
伊丹史跡編シリーズ第2回は、いたみ八景の一つの
灰を入れたざるを誤って酒の中に落としたところが、澄みきった酒となり味もよくなったことから
清酒が誕生したと伝えられている清酒発祥の地を訪ねました。
この清酒発祥の地一帯は神社仏閣も多く、歴史の中の一コマにタイムスリップをしたような・・・
そんな町を散策しました。
昆陽池公園は、都市部では珍しい野鳥のオアシスとなっていて、関西屈指の渡り鳥の飛来地で、
秋から冬にかけてはカモなど多くの水鳥が飛来します。また、春には白鳥の泳ぐ姿も見られます。
中野稲荷神社には、市の保存樹木3本があります。
(イヌマキ、クスノキ、クロガネモチ)
江戸時代初期、浅野孫左衛門が中野地区を開発した際に、社を建設し
村の氏神として牛頭天王を祀ったのが始まりと伝えられています。
一間社流造り(ながれづくり)の建物で,前面に拝殿を備え,屋根は杮葺(こけらぶき)です。
鴻池稲荷祠碑は、江戸時代の豪商として知られる鴻池家の発祥地とされていて、
鴻池児童公園に立っています。
鴻池家は清酒の醸造に成功し,後に大坂に出て両替商などで財を築きました
慈眼寺(じげんじ)の本尊である木造釈迦如来坐像は,鎌倉時代初期の建久6年(1195年)に造立されました。
国指定の重要文化財ですが、通常は公開されていません。
容住寺
聖徳太子建立と伝えられる伊丹で唯一の天台宗の古刹です。
天日神社
手彫りの地車を10月第3土、日曜日の祭りに見られます。
また,境内は緑化保全地区に指定されており、市内一のナナミノキの巨木などがあります。