加藤先生と行く
歴史探索バスツアー
第2回 宇治・粟津古戦場コース(平成24年4月27日)
熟年大学で日本史と世界史、古典文学を担当いただいている
加藤正彦先生に歴史解説をいただくバスツアーシリーズです。
第2回は、
打倒平氏を掲げて挙兵した、後白河法皇の第三皇子「以仁王(もちひとおう)」
の「宇治平等院の戦い」(1180年)および
木曽義仲が義経軍と戦った「宇治合戦」(1184年)の場宇治と
木曽義仲が討ち死にした粟津を訪ねました。
当日は、お天気も良く、車中では加藤先生が用意された
平家物語、徒然草、などに加えて沢山の資料に基づいた
非常に幅の広い解説があり、事前知識を十分に仕入れることができました。
「世界遺産・宇治平等院」 入口と鐘楼
「ワニ」と呼ばれる鳳凰堂の鬼瓦
「以仁王」と共に戦った「源頼政」が自決した「扇の芝」(左)/ガイドからの説明(中)/国宝「阿弥陀如来坐像」
満開のつつじを満喫/鳳凰堂
平等院を後にして、橘橋を渡り宇治川中州の橘島へ/木曽義仲討伐の先陣を争った「宇治川先陣争いの碑」
気持ちの良い戸外での昼食/宇治川の「鵜」
「橘島」と隣り合う「塔の島」の日本最古の石塔「十三重の塔」前で記念撮影
宇治から大津市石山へ移動
急な坂道を上って「幻住庵」へ
松尾芭蕉が「おくの細道」の旅の翌年約4ヶ月を過した。
「おくの細道」と並ぶ傑作とされている「幻住庵記」は、ここで著された。
木曽義仲と松尾芭蕉の墓がある「義仲寺」/床机の上に資料を並べての説明
左から木曽義仲、巴御前の供養塚「巴塚」、松尾芭蕉の墓石
琵琶湖岸にある「膳所城址」
膳所城址から琵琶湖を望む
近江八景「粟津の晴嵐」で知られる「粟津」にある「今井兼平」の墓所
木曽義仲と乳兄弟の今井兼平は木曽義仲と共にこの地で討ち死にした。