一般教養科目

「輝きに満ちた人生を送る為に、学ぶことは楽しみでありたい」

熟年大学(一般教養科目)

公開講座

「輝きに満ちた人生を送るために、学ぶことは楽しみでありたい」

開講月日 講師 テ ー マ

第1回


2025年5月15日


菅瀬 晶子

イスラエルのアラブ人市民からみた

パレスチナ・イスラエル紛争


国立民族学博物館
准教授

 イスラエルによるガザ侵攻は2年目を迎えて停戦の兆しが見えず、周辺国にまで攻撃の手が及んでいる。不可解なイスラエルという国、パレスチナとの共存への糸口を、イスラエル国内のアラブ人市民の視点から解説する。

第2回


 2025年6月19日

山村 茂樹   

狭山北条藩陣屋跡地-廃藩置県後の変遷


郷土研究者
(大阪狭山市 在住)

 明治の廃藩置県後、狭山北条藩の陣屋はどうなったのでしょうか。その跡地には「葛西神社」が造営されました。その後神社は姿を消し、神社の跡地は昭和には幼稚園となりました。これらの変遷についてお話します。

第3回


2025年7月17日
  輪島 裕介  

大阪が育んだ「昭和ブギウギ」: 

服部良一と笠木シズ子


大阪大学教授


 


本講座では、服部良一と笠置シヅ子の事績を辿ります。二人は在来の地場の感覚と、舶来の技術や流行を巧みに折衷した、斬新かつ庶民的な表現を生み出しました。その特質を近代都市大阪の文化と関連付けて紹介します。


第4回


2025年9月18日



  吉井 克信    寺社勢力から探る戦国期の南河内


大阪狭山市
教育委員会

学芸員




戦国期の大阪平野では、禅宗・法華宗進出した。畠山・細川・三好・織田が抗争を

重ねた後、豊臣政権の本拠地となる。寺社

勢力の痕跡を手がかりに南河内地域の

特徴を考える。


第5回


2025年10月16日
  小池 英子  

眼の健康について


小池眼科 院長


外界の情報の約90%は眼から入るといわれており、眼は非常に大切な臓器の一つです。この講演を通じて、眼の構造や眼から分かる全身の病気などを知って頂き“見える喜びを維持する”ことにお役に立てれば幸いです。


第6回



2025年11月21日
  宮本 裕次

豊臣大坂城vs徳川大坂城


大阪城天守閣 館長


豊臣秀吉によって築かれた大坂城は大坂夏の陣によって落城し、徳川幕府により築き直されました。豊臣・徳川それぞれの時代の大坂城のあゆみ、城郭としての相違点など、さまざまな視点から2つの大坂城を比較します。


第7回


2025年12月19日

  石川 肇   

反転する井伊直弼

~マッカーサーと大河ドラマのつながり~


京都日本文化資源研究所

所長


 

「非道の権力者」幕末の大老・井伊直弼。その評価が戦後「開国の恩人」と見直されたのはなぜか。そこにはNHK大河ドラマ第1作目、舟橋聖一花の生涯の強い影響と、マッカーサーによる「占領物語」があった。


第8回


2026年1月15日


  木村 幸比古   

「新選組外伝」

新選組から幕末維新


京都霊山歴史館 学術
アドバイザー


大政奉還160年をむかえるにあたり、
薩長中心の幕末史でなく、旧幕臣の新選組の実像を追う。


第9回


2026年2月19日
  立花 晃
  手塚治虫に現代の多様性を学ぶ

大和大学社会学部
准教授


手塚治虫の作品は、人間やロボット、異星人など多様な存在が共存する世界を描き、異なる価値観や文化の調和の重要性を指摘し、また、LGBTQなどの現代社会に通じる問題も数多く予見し、社会の多様性を示唆しました。今回の講演では、手塚作品が我々に残したものは何か?皆さんとともに考えて行きたいと思います。

    
 
第10回


2026年3月12日
 
    吉村 昌之   

関西鉄道150年の歴史

 

元大手前大学 非常勤講師

 

1874年(明治7)関西に初めて鉄道が敷設された。この時大阪駅が設けられ、以後難波、天王寺などの駅が造られ、ここを起点に関西各地に鉄道が延伸し発展していった。その情況を概観する。




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