熟年大学(一般教養科目)
公開講座
「輝きに満ちた人生を送るために、学ぶことは楽しみでありたい」
開講月日 | 講師 | テ ー マ | ||||||||||
第1回 2022年5月19日 |
奥山 直司氏 | チベットに渡った禅僧 河口慧海 | ||||||||||
高野山大学教授 |
河口慧海は、明治のチベット探検で知られる堺出身の僧侶である。慧海を困難に満ちたチベット探検に駆り立てたものは何だったのか。最初のチベット探検を中心にその偉業を紹介します
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第2回 2022年6月13日 (月) |
和佐 哲郎氏 | 筋書きのないドラマ ~スポーツ中継~ |
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大阪芸術大学放送学科教授 |
スポーツ放送の魅力について語ります。 筋書きのないドラマを映像で切り取り、実況で伝える。カメラマン、ディレクター、アナウンサーのひらめき。スポーツ中継に台本はありません。舞台裏のエピソードを紹介します。 |
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第3回 2022年7月21日 |
栂井 丈治氏 | 生涯一(いち)プロデューサー ~モノづくりの面白さ~ |
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SAYAKAホール 館長 |
関西テレビ放送一期生として入社以来、テレビディレクター、プロデューサーとして取り組んできたテレビ番組、舞台作品から主な作品を取り上げ、モノ作りの実際からアイデアの発想法などエピソードを交え語るプロデューサー論。 |
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特別講演 2022年8月25日 |
西大和学園 教諭 |
歴史に名を残すとは何かをお話しします。
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第4回 2022年9月15日 |
八木 透氏 |
日本人と鬼 | ||||||||||
佛教大学 歴史学部教授 |
日本人にとって鬼とは、如何なる存在なのだろうか。鬼について知ることは、人間について深く洞察することにつながるといえるだろう。日本人と鬼との関わりについて、民俗学の立場から考えてみたい。
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第5回 2022年10月20日 |
寺田 健太郎氏 |
月と地球のビミョウーな関係 ~月の科学の最前線~ |
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大阪大学大学院 理学研究科教授 |
「かぐや姫」や「お月見」など、私たちの暮らしにとても馴染み深い「月」 惑星科学的に見ると、惑星に対する衛星の比が大きい不思議な天体です。そんた「月」の最新の研究成果についてご紹介します。
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第6回 2022年11月18日 (金) |
中野 新治氏 |
<魂の労働者>としての詩人 宮沢賢治・中原中也・金子みすずを中心に |
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梅光学院大学元学長 日本文芸学会理事 |
人間の魂の世界に深くかかわるものとして、祭礼、音楽、舞踏、それに詩があります。今回は、詩人を<魂の労働者>という視点で理解してみたいを思います。それは、人間の地上性と天上性について考えてみることでもあります。
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第7回 2022年12月15日 |
山田 雄司氏 | 伊賀・甲賀忍者の足跡 |
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三重大学 人文学部教授 |
伊賀・甲賀は「忍者の聖地」とされていますが、江戸時代初期には幕府をはじめ日本各地に忍者を輩出しています。忍者はどのように誕生して広がっていったのか、岸和田藩に仕えた甲賀者についても話していきます。
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第8回 2023年1月19日 |
旭堂 南海氏 | 講談の世界 ~その歴史と可能性について~ |
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講談師 なみはや講談協会副会長 |
講談とは講釈とも言われ、その演者を講談師あるいは講釈師と唄える。「講釈師見てきたような嘘をつき」とも揶揄された芸能だが、一体どうやって生まれ、今日まで(細々とではあるが)生き延びてきたか? 南海が口一つで「見てきたように」お話し致します。
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第9回 2023年2月17日 (金) |
石上 阿希氏 |
春画 笑いの文化 | ||||||||||
国際日本文化研究センター 特任助教 |
日本の春画には「笑い」があふれています。 性にまつわる滑稽な人間のやりとり、誇張された性器、古典や当時の流行を題材にしたパロディ。バラエティーに富んだそれらの表現を読みときながら春画の本質を考えます。
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第10回 2023年3月16日 |
橋本 順光氏 |
物語としての義経ジンギスカン説 明治から令和まで |
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大阪大学 文学研究科教授 |
源義経がジンギスカンになったという説は、明治時代から流行します。この説は、どれだけ歴史学で否定されても、今日にいたるまで繰り返し物語として描かれてきました。その経緯と理由を探ります。
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