平成14度
熟年大学
第六回
一般教養公開講座





於:Sayaka小ホール
平成14年11月21日


 【生活習慣と血管障害】

講師
日本循環器学会認定
循環器専門医
川下内科循環器科院長

川下 憲二 




「ヒトは血管と共に老いる」という有名な言葉があるように、
高齢化社会をはつらつと生きる為には、
循環器病の克服が鍵になります。
循環器の正しい知識を身につけ、
生活習慣の改善によって、如何に健康的なライフスタイルを
実践するかについて考えます。



生活習慣が欧米化したのに伴って、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心臓病が年々ふえてきました。 こうした病気の原因の大部分は、動脈硬化が進むことによって起こりますから、この変化を抑え、いかに若々しい血管をたもつかは、現代人の健康法のイロハのイに当たる大切なことです。

生まれた時から一生つき合わねばならない血管の変化ですが、変化を起こし、進める「危険因子」を避け、食事、運動など生活習慣に気をつければ、予防でき、進行を食い止めることもまた可能です。

この変化がどうして起こり、どのように進むのか? その「危険因子」は何か?危険因子と食事療法や運動療法はどう関係するのか? 今回のスライド投写はそうした点を中心にご覧ください。

   


ここでご紹介するのは、
一般教養公開講座としては初めて登場した
Power Pointによる
ビジュアルな講演の一部を再現したものです。

1.動脈硬化について
     粥状動脈硬化とは
     粥状硬化の発生メカニズム
     善玉コレステロールと悪玉コレステロール

2.循環器病疾患の基礎知識
     心臓のしくみと働き
     虚血性心疾患と心筋梗塞
     狭心症・心筋梗塞の起こる原因
     臨床症状
     診断と治療
  
3.生活習慣の改善と健康的なライフスタイルの実践
     「おかゆ」状病変の進展・崩壊をどうすれば予防できるのか?
     動脈硬化の「危険因子」について
     食事による危険因子の除去
     動脈硬化を防止する運動療法
     ストレス溜めない七か条



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司会・川口さんのカレンダー11月より
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